TERAなできごと。

うちの猫 テラのこと、その使用人のひとりごと。

猫の飲み水

 

人が飲める水なら猫に与えても良いかというと、そうではないようだ。

マグネシウムなどを多く含む「硬水」は猫の身体に良くないとされている。

硬度60mg/L以下の「軟水」が良いらしい。

 

尿結晶など、猫下部尿路疾患(F.L.U.T.D.)を引き起こす原因の一つとして、マグネシウムが挙げられている。もちろん、猫にとってもカルシウムやマグネシウムなどのミネラルは必要だが、総合栄養食のフードを与えていれば、飲み水からミネラルを摂る必要はない。過剰なマグネシウムは尿を結晶化させるとか。単にマグネシウムの過剰摂取というより、総合的なミネラルバランスが崩れることが問題だとも言われていて、正確なことはわかっていない。(猫の病気って原因不明が多い!)

 

この前の、猫の日ニャンニャンセール(?)で、こんな商品が紹介されていた。

ペット用の飲料水。硬度0、ミネラル0の純水。

 

ここまでしなきゃダメ?と思ったけれど、人がいっさい水道水を口にしない家なら、猫にも買った水を与えるのは、家族同様に扱うという意味で当然かも知れない。

ただし、外国産のミネラルウォーターには注意する。硬水であることが多い。

例:コントレックス 硬度1468(超硬水)

  ヴィッテル 硬度315 

  エビアン 硬度304

 

軟水のミネラルウォーター

例:ボルヴィック 硬度60

  クリスタルガイザー 硬度38

  サントリー天然水南アルプス) 硬度30

 

我が家の場合、松本は水道水が比較的美味しいと言われていることもあり、冷たい水はろ過式のポット型浄水器を通したものを飲み、料理などに沸かして使う水はあまり気にせず水道水そのままである。あとは、近くの湧き水を汲んで来て使うこともある。

(松本は湧水の街。観光の一つになっている。参考→松本 水物語/新まつもと物語

 

テラさんが来る前から使っているウチのポット型浄水器は、浄水にマグネシウムを添加するという猫には逆効果な機能があり、テラさんの飲み水には出来ない。よって水道水を使っている。あまり気にしていなかったのだが、今回調べてみて水道水が心配になった。

 

日本の水道水は、平均すると硬度60mg/Lくらいなのだが、局所的に硬度が高い地域もあり、その地域ごとに細かく調べる必要があるようだ。

松本市のHPにある水質データを見ると、市内でも取水系によって水質が異なっている。実際に我が家の蛇口から出ている水道水がどうなのか、結局のところはっきりとわからなかった。硬度は心配するほどではなさそうだが、やはり水道水には多少の化学物質が含まれるわけで、浄水器を使った方がより良いと思う。

 

ローカルな話ですが…

観光スポットにもなっている湧水の中でも有名な「源智の井戸」

通りかかると、誰かしら汲んでいるような人気の井戸。こちらの水は、日本の井戸では珍しく硬度100以上あるそうだ。なので、猫には適していない。

湧水についてはまとまったデータが見つけられず、まだ調べ中。

歩いて移動できる距離でも、その場所によって水質がかなり違うらしい。

 

 

今日のテラさん

 

床に落ちていた一粒のお米を大興奮でドリブル中。しっぽ太い。