いま食べています
ロイヤルカナン フィット 標準的な成猫用
適度に運動し、外に行く機会のある猫のために
テラさんは外には行かないが、インドア(室内猫用)の原材料よりこちらの方が良いと思ったので。
インドアとの大きな違いは、こちらの原材料の第一番目が鶏と七面鳥の肉、第二がトウモロコシなのに対して、インドアは逆の順になっているのと小麦が使われていること。インドアよりもこちらの方がカロリーがやや高い。
夏痩せしたのと、もともと少食なので、テラさんの場合こちらでも問題ないかと。
初めてのフードだが、毎度のことながら好き嫌いせず食べている。
インドアは「糞便の臭いを軽減」が一番の特徴みたいになっている。それは人間の都合なので、それだけで選ぼうとは思わない。
あと、以前に試した、ヒルズのサイエンスダイエット インドアの印象が悪かったのもある。ウン千の量が倍増して(ゆるいわけではなく)、見た目もなんか変なのが出てきた。(詳細割愛) あの量を見ると、何が吸収されたんだ?全部出ちゃってないか?と思った。それでも本人にゃんとしては問題なく食べていたけれども。
インドアの方を試すなら少量の袋にしようと思う。
ロイヤルカナンのドライフードで気になるのは、酸化防止剤にBHAが使われていることだ。BHA(ブチルヒドロキシアニソール)とは合成の酸化防止剤である。人が口にするものにも使われていて、よく、危険な食品添加物にあがるものだ。発がん性があるとか。
いわゆる「プレミアムフード」とされるペットフードの中で、BHAを使っているのは珍しいと思う。ほとんどのメーカーが自然由来の酸化防止剤を使い、それをアピールしている。
ちなみに、日本ではBHAは一時的に使用が禁止されたが、なぜかその後に許可された。
このことについては皆さん気になっているようで、検索候補に「ロイヤルカナン bha」が出てくる。調べてみると、ブログなどに書いている方が結構いらっしゃる。
ロイヤルカナン社は、BHAは酸化防止効果が高く、安全な分量で使用しているし、体内に入ってもすぐに排泄されるものだと、セミナーを開いて説明しているようだ。
HPのよくある質問のページに酸化防止剤の必要性が書いてあったが、BHAのことには触れていない。(以前は書いてあったような気がするが記憶違い?)あえてこれを使用していることについて一言あれば良いのにと思う。
今回調べていて新たに気づいてしまったことがある。
日本で販売されているロイヤルカナンのフードは本社のあるフランス産なのだが、実は、アメリカの工場で生産されている分にはBHAが使われていない。「酸化防止剤(ミックストコフェロール(ビタミンE源))」となっている。
これを知ると、フランス工場であえてBHAを採用している理由をもう少し説明してほしいなと思う。
とは言っても、食品添加物の発がん性よりも、気にするべき病気の原因は他にたくさんあるわけで、BHAのことは頭の片隅に置いておくくらいで良いのかも。
ROYAL CANIN