ショックを受けております(飼い主が)
夕方、年に一度の検査のために動物病院へ連れて行きまして、事件が起こりました。
獣看護士さんを噛み、病院送りにしてしまいました。
この病院へ連れて行くのは一年前の検査で一度、今回が二回目。
生まれて一年目の去勢手術までは別の病院だった。その病院では、暴れて大変だと何度も言われ、また他の理由もあり、別の病院に変えた。
今日行った病院に去年初めて行った時の様子はというと、看護士さんが二人掛かりで押さえつけて先生が診るという状態だった。触診では大大大絶叫。まるで「殺されるーー!!!」と叫んでいるよう。先生は看護士さんたちに、絶対手離すんじゃないよ、と、何度も注意しながらどうにか診察を終え、うちのキャリーバッグに猫を戻すまで緊迫した時間だった。
それでも驚いたことに、まだもっとすごい子いますから〜と、その時の看護士さんは明るくおっしゃっていた。(その子どんだけだよと思ったのをよく覚えている)
今回は事前に電話をして去年の様子を伝えたのだが、先生はそんなに大変だった記憶はないようで、すいている時間に来てくれれば大丈夫とのことだった。
そんなわけで、今日も向かう直前に混み具合を確認してから行ってきた。
だいたい去年と同じような様子で、大絶叫のなか診察を終え、キャリーバッグに戻るときにやってしまった。来た時に猫を洗濯ネットに入れてからキャリーに入れていて(洗濯ネットは暴れる猫の必須アイテム)再び洗濯ネットに戻そうとした時だった。診察中に首に巻いていた、噛みつき対策のカラーを外した瞬間だったと思う。前足を押さえてくれていた看護士さんの(若い女性)腕にガブッといってしまった。
今から考えても遅いけれど、洗濯ネットには入れないで窮屈でもカラーをしたままキャリーに入れてもらえば良かった。去年はそうしていて、カラーを後で返しに行ったのに、なんでそう言わなかったんだろうと悔やんでいる。
お会計待ちの時にその看護士さんが包帯をした腕で通りかかり、声を掛けてひたすら謝るしかなかったけれど、全然大丈夫ですーと言って行ってしまった。でも「全然」じゃないことは確か。
尿検査の結果だけその日のうちに電話で聞くことになっていたので、帰宅してから電話で先生と話した時に、その看護士さんは病院に行ったと知った。もしかして縫合が必要だったのだろうか。いたたまれない。
それでも、「職業上仕方ないことだから」「テラちゃんは(病院が)怖くてたまらなかったんだから」「ショックだろうけど気にしないで」と声をかけてもらった。本当にありがたいけれど、やっぱり落ち込んでいる。
飼い主は食欲をなくしているというのに、帰宅すれば何ごともなかったように夕飯もぺろりと平らげた当の本人にゃん。