TERAなできごと。

うちの猫 テラのこと、その使用人のひとりごと。

からっぽ

 

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「からっぽですね」

 

子猫を送り出して、ケージを大掃除した。

 

テラさんは何を思っているのだろう。

写真はなんだか寂しげな背中に撮れてしまったけれど、実際のところ、いなくなって寂しいのか、静かになって清々しているのか、飼い主にもわからない。

ただいつもと変わらずに過ごしてる。

 

赤ちゃん猫が来た当初、ほとんど無視している様子だったテラさんも、元気に走りまわるほどに成長した子猫に、次第に興味を示すようになった。子猫が遊ぶ様子を見たがった。しかしこの体格差で一緒に遊ばせるわけにはいかない。

最後の二週間くらいが大変だった。

子猫を部屋に放している時間は、テラさんが立ち入らないようにする。軽いふすまで仕切られた部屋なので、見張っていないとこじ開けて入ってしまう。ふすまの前に座ってよく「開けてにゃー」と訴えていた。

子猫の方も、少し戸が開くと、ダーッと飛び出して脱走するようになったり。

 

何はともあれ、テラさんに大きなストレスが無くて良かった。