ウールサッキング(異食行動)のこと
このベッドは必要なのかなと思うこの頃。あ、こっち見てる。
昨日の記事の通り、付せんのかけらを食べちゃった疑惑のあるテラさん、紙片くらいなら心配ないのだが、一昨日の夜にビニール袋をかじって少々食べてしまった。
その夜も相変わらずクローゼットに寝に入り(2012/04/29記事参照)、ゴソゴソやっていて何か変だと見てみたら、隠したつもりだったビニール製の巾着袋を探り出してかじっていた。袋には直径3cmくらいの穴がぽっかり。破片を探したけれど全く無い。すぐにテラさんをクローゼットから引っぱりだして、食べちゃいけないの!と叱ってみたけれど、伝わったかどうか…。
そして今朝、猫トイレでビニールの破片を確認した。出てきてひと安心。
テラさんはしばしば異食行動がある。これは「ウールサッキング」と呼ばれる。
ウールに限らず、化繊の布やひも、ビニール、プラスチックを口にする場合もある。
我が家では生後二ヶ月で、まさにウールのブランケットを食べているのに気づいた。そのときに調べて初めてウールサッキングという言葉を知った。
原因として考えられるのは、1. 早期の離乳または 2. 遺伝によるものだという。
テラさんの場合、 1. は、うちに来る前にドライフードを食べ始めていたので違うかなとは思った。でも、生後6週で離すのは早過ぎたと後に気づいた。(勉強不足だった)
2. は、シャムやバーミーズの血統によく見られる遺伝病だという。シャム風な毛色のテラさん、もしかして遺伝のせいなのだろうか。これは考えてもわからない。
テラさんは特にひもを好む傾向があり、ひも靴やひも状のおもちゃなどは必ず手の届かないところへ収納している。あと、パーカーなど服に付いているひもやマフラーなどのフリンジに気をつけている。たびたび異食をしてしまうが、今のところ体調を崩したことは無い。翌日か翌々日には排泄される。だから毎日のウン千の確認は大切だ。
異物を大量に飲み込んでしまうと、腸閉塞を起こし命に関わることも。これからも注意しようと思う。